2012年 12月 14日
おかげさま |
図書館で働いていると、自分の嗜好とはかけ離れた本にも出会うこともあり、とても勉強になることが多いです。
衝撃的な事を知ってしまうこともあるのですが、それは世界が広がることで、現実を知ることにつながります。
先日「屠場」という本を見ました。
食肉加工のための屠殺場の写真集です。
モノクロの写真には、多くの牛たちが屠殺される生々しい現場が収められ、同時にそこで働く人たちの様子も写されていました。
スーパーでお肉を買うとき、牛のことを考えたり、私たちが手に取れる状態してくれる人たちのことなんてまるで考えません。
頭の中で映像として映る「牛」の姿と、売り場に並ぶ「肉」とは結びつかないのです。
でもそのままの「牛」や「豚」などがいて、そういう仕事をする人がいてくれるから、私たちはお肉を食べることができる。
そんななことを考えていたのですが、今日たまたま職場の方とお話することがあってその話をしました。
私が「自分たちが生きて食べていくために、いろんな人たちの力の御陰だと改めて感じた」というと「おかげ様ということだよね」と言われたました。
本当にそのとおり、おかげ様なのですね。
私はベジタリアンでもないし、そういう写真を見たからお肉は食べないとは思ってない。
動物の命がというならば、野菜だって命がある。と思っているので、いただく命はなんにせよ、可能な限り必要最小限で、ありがたいと思って頂けば良いと今のところは考えています。
ただ、今のようにスーパーに行けば何時でもお肉のパックが山積み、コンビニに行けば廃棄処分するほど食品が並んでいるのは、やはりおかしいことですよね。
人間は「もっと、もっと」と言う欲求には突き動かされやすいけれど、足るを知るということは案外難しいことなのかもしれません。
衝撃的な事を知ってしまうこともあるのですが、それは世界が広がることで、現実を知ることにつながります。
先日「屠場」という本を見ました。
食肉加工のための屠殺場の写真集です。
モノクロの写真には、多くの牛たちが屠殺される生々しい現場が収められ、同時にそこで働く人たちの様子も写されていました。
スーパーでお肉を買うとき、牛のことを考えたり、私たちが手に取れる状態してくれる人たちのことなんてまるで考えません。
頭の中で映像として映る「牛」の姿と、売り場に並ぶ「肉」とは結びつかないのです。
でもそのままの「牛」や「豚」などがいて、そういう仕事をする人がいてくれるから、私たちはお肉を食べることができる。
そんななことを考えていたのですが、今日たまたま職場の方とお話することがあってその話をしました。
私が「自分たちが生きて食べていくために、いろんな人たちの力の御陰だと改めて感じた」というと「おかげ様ということだよね」と言われたました。
本当にそのとおり、おかげ様なのですね。
私はベジタリアンでもないし、そういう写真を見たからお肉は食べないとは思ってない。
動物の命がというならば、野菜だって命がある。と思っているので、いただく命はなんにせよ、可能な限り必要最小限で、ありがたいと思って頂けば良いと今のところは考えています。
ただ、今のようにスーパーに行けば何時でもお肉のパックが山積み、コンビニに行けば廃棄処分するほど食品が並んでいるのは、やはりおかしいことですよね。
人間は「もっと、もっと」と言う欲求には突き動かされやすいけれど、足るを知るということは案外難しいことなのかもしれません。
by fuukahappy
| 2012-12-14 23:56